水曜日, 6月 28, 2006

クロアチア写真展(福岡)

川崎(ミューザ川崎)で好評だったクロアチア世界遺産ドゥブロヴニク写真展が、写真家・溝江俊介氏の出身地・福岡で開催されます。タイトルの「Stone and Flower」はドラゴ・シュタンブク駐日クロアチア共和国大使に付けていただきました。これは近々出版される写真集のタイトルにもなります。

会場:アクロス福岡(交流ギャラリー)、会期:2006年7月6日〜9日、入場無料

火曜日, 6月 27, 2006

クロアチア・ナショナル・デー

1991年6月25日は、クロアチアがユーゴスラビアからの独立を宣言した日です。以降、6月25日はクロアチアのナショナル・デーとして祝日となっています。

日本でもクロアチア大使館主催でパーティが行われ、駐日各国大使や福田康夫議員をはじめ日本の議員もお見えになっていました。今年は我々も大使の友人としてお招きを受けたので、参加してきました。
大使館はあまり広くはないのですが、たくさんのお客さんがいらしてました。後で秘書に聞いた所、300人を超える招待客が訪れたそうです。非常に盛況でした。

その夜は川崎でのクロアチア写真展の最終日で、大使にもパーティ後に会場に来ていただきました。その後の会食では大使は「もう飲めないしお腹がいっぱいだ」と言いながら、ワインを飲みピザをほおばっていました。さすがクロアチア人、よく食べよく飲みますね。
写真展はその後、7月6日から9日に福岡市のアクロス福岡に場所を移して開催します。大使から「行くから招待状を出せ」との命が下り、急いでスケジュール調整!

川崎での大使との会食後、写真展関係者は近くの居酒屋で打ち上げ、東京へ戻ってからも朝まで続きました。。。

水曜日, 6月 21, 2006

クロアチア国内事情#2

在ザグレブのビジネスパートナーからの情報その2です。

「ルーマニアとブルガリアの加盟は2007年を目処に準備が進んできたが、汚職対策や法整備の遅れが原因で2008年以降に延び、両国民を失望させている。

一方、クロアチアはこの両国は勿論のこと、一部の既加盟国よりは経済面などで先行しているにも関わらず、加盟は早くてこれら両国より1−2年後とされている。その主な理由は、今回の "祖国戦争" の "戦犯"をハーグに引き渡すのが遅れたことにある。クロアチア人にとれば"戦犯" はセルビアからの攻撃に対し祖国を守った英雄なのだ。

EU加盟の賛否をクロアチア人にいま問うてみると、民間の世論調査では、賛否がほぼ半々である。反対理由の主なものは、"戦犯" 引渡しを迫ってきたハーグへの反発であるが、加えて、せっかく独立したのに無理してEUに加盟すれば、ブラッセルから一方的に命令されるので、独立の意味がなくなる、との思いだ。

しかしながら、EU加盟に向けて、ブラッセルからの細かい具体的な指令は既に何千通となくクロアチアに突きつけられており、それに合わせてクロアチアの国内法や経理規則などが頻繁に変わっている。」

火曜日, 6月 20, 2006

ブラジル=オーストラリア戦

昨日の日クロ戦は面白味に欠けました。日本は川口だけがサッカーしていた感じで...一方のクロアチアは「最終戦でオーストラリアに勝てばどうにかなる」と、緊張感が足りなかったのでしょうか?
オーストラリアにはクロアチアからの移民がサッカーを広めたようなものなので、クロアチアとしてはそのプライドにかけても絶対に負けられないでしょうね。

昨晩は行きつけのお店を貸し切りでテレビ観戦しました。いっしょにたまたまブラジル人もいたのですが、「これは草サッカーだね。後で本物のサッカーを見せてやる」と言ってましたが、本当にその後のブラジル=オーストラリア戦を観たら、そのスピードの違いに驚きました。

今日の昼間の気温が30度にも達したという首都ザグレブでは、試合直後はまるで敗北したかのようにがっくりして、「戦犯は誰だ」という議論になっているそうです。

日本が決勝トーナメントへ進む可能性が非常に低くなってしまった今、クロアチアがどこまでがんばってくれるか見守ろうと思います。こうなったらベスト4とかに残って欲しいですね。

金曜日, 6月 16, 2006

W杯日本vsクロアチア

だんだんその日が近づいてきました。
この所毎日同じ質問を受けています。「どちらを応援するのですか?」
日本に決まっているじゃないですか!クロアチア人の友人たちはクロアチアを応援し、日本人の私は日本を応援するって当然ではありませんか?愚問です。


友人のクロアチア人ジャーナリストが取材のためにドイツ入りしてしているのですが、スポーツ記者なのに日本チームのことを全然知らないのに驚きました。私が「加地がケガから復帰してきたよ」と言ったら「加地って誰?」...もともと日本は眼中に無く、ブラジルに善戦して満足しているので18日は意外とチャンスかもしれません!

木曜日, 6月 15, 2006

クロアチア国内事情#1

在ザグレブのビジネスパートナーが提供してくれたクロアチア国内の情報です。

クロアチア在住の中国人は、届けを出している人が5000人、実際はその10倍との当地新聞記事があります。ここ2-3年で急激に増えた感じがするのは、市内の何カ所かに中国語の看板が目立ってきたせいかもしれません。特にそれが集中している地域は既に「チャイナ・タウン」と呼ばれ始めています。
中国人も寄り付かないような国は魅力がない、稼ぎにならない証拠ですが、一方、増えすぎると洪水のように一挙に増え、地域住民が恐慌をきたすというわけで、痛し痒しだと言われています。

土曜日, 6月 10, 2006

クロアチア関連書籍#2

日経BP社の旅名人シリーズより「クロアチア/スロヴェニア/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ—アドリア海の海洋都市と東西文化の十字路」が出版されました。
著者は日本クロアチア友好協会会員の外山純子さん。
9割がクロアチアの歴史や見所などの紹介で構成されています。約400ページのボリュームで、読み物としても写真集としても楽しめます。
これからクロアチアに初めて旅行する方から、もう少し深く歴史まで知りたい、という方まで広くお勧めできる一冊です。クロアチアについて日本語で読める本が少ないですし、今日本でもクロアチアへの注目度が上がっているので、良いタイミングですね。(マスコミ関係で必死にクロアチア情報を集めていた方々には遅いかもしれませんが。)
以前ご紹介したこちらも参照ください。

木曜日, 6月 08, 2006

写真展「世界遺産 クロアチアと花職人 都倉八重子の世界」#2

(↑写真をクリックすると拡大表示されます)

ワールドカップの日本=クロアチア戦が迫って来るにつれ、各メディアでますます「クロアチア」がクローズアップされています。

先日ご紹介したクロアチアの世界遺産・ドゥブロヴニク+日本の伝統・いけ花のコラボレーションによる写真展の開催も間近となって参りました。

まずは華道家・都倉八重子氏の地元であり、来年クロアチアのリエカ市との姉妹都市30周年を迎える川崎市のミューザ川崎シンフォニーホール(6/20〜26)を皮切りに、写真家・溝江俊介氏の故郷福岡のアクロス福岡(7/5〜9)、その後東京と、クロアチアの首都ザグレブでの開催を予定しています。また、今年ザグレブとの姉妹都市25周年を迎えた京都での開催(10月)も企画しています。
各会場とも入場無料なので、是非お運びいただき、クロアチアの違った一面をお楽しみください。

今回の作品の出力には、キヤノン株式会社の技術協力をいただいています。

ドゥブロヴニクでの作品製作の様子は現地マスコミにも大々的に取り上げられました

火曜日, 6月 06, 2006

ラジオ

明日6月7日(火)朝8時20分頃から、J-WAVEジョン・カビラさんの番組に、写真家・溝江俊介氏が生出演して、クロアチアについてのインタビューを受けます。
ちょうどあちらで写真を撮って来たばかりなので、旬な話が聞けるでしょう。もちろん、写真展の宣伝もばっちりしてもらいます。

普段全然聴かないラジオですが、色々な番組があるのですね。あらためて驚きました。

土曜日, 6月 03, 2006

T君?度目の来日

少し前の話ですが...日本が大好きなクロアチア日本文化経済協会会員のT君の来日は、2005年8月以来でした。今回は他に3人の会員と共に来日し、私が引率していたザグレブ経済経営大学とほとんど同じような行程を辿っていました。ただ面白いことに東京でも京都でも全てすれ違いで、私がT君と会えたのは彼の帰国前夜のことでした。

その夜は皆でしゃぶしゃぶを食べに行きました。
T君以外は初めての来日でしたが、皆上手に箸を使って肉をつまんでいました。
ザグレブから来たSさんは、「日本のビールがこんなに美味しいとは新しい発見だ。特にA社のは一番美味しい。」と言って生ビールを何杯もお代わりしていました。これは私にとっても新しい発見でした。日本のビール会社の皆さん、一緒にクロアチアへ行きましょう!ご連絡をお待ちしております。

それから意外と日本酒や焼酎がすんなり受け入れられたのにも驚きました。
お決まりのコースとして納豆や梅干しを食べさせてみましたが、平気で食べる人もいました。

W杯の話題も当然出ました。オーストラリアにはクロアチアからの移民が多く、代表の半分近くがクロアチア系のため、F組は「日本、クロアチア、オーストラリア、ブラジル」ではなく「日本、クロアチア、クロアチア、ブラジル」だ、と言っていました。或いは「ブラジル、ブラジル、オーストラリア、ブラジル」とも言える、などと酔っぱらいの会話を楽しみました。