火曜日, 8月 30, 2005

T君の来日#1

クロアチア日本文化経済協会会員のT君が来日し、一日だけおつきあいしました。

明治神宮と靖国神社を周り、そこから徒歩で東京・神保町の本屋街に連れて行きました。
日曜日、しかも夏休み真っ盛りでほとんどのお店は閉まっていましたが、それでも何軒かは開いていたので、彼はその一軒一軒に入って日本の歴史や宗教の本を見ていました。特に今流行り(?)の義経関連の本は手に取ってじっくり眺めていました。
今回の来日で彼は何冊ものお寺や歴史の本や雑誌を買って帰りました。

言葉が適切かどうかは別にして、彼は自分のことを「日本キチガイ」と呼んでいます。確かに彼は日本の歴史、文化、宗教などについてよく知っていて、また、一般の日本人がそれらについてあまり知らない、ということもよく知っています。(恥ずかしい話ですが)

ゆとりを持って万遍なく学ぶことも重要でしょうが、外国人に日本をまともに紹介できないのも問題ですね。

水曜日, 8月 24, 2005

クロアチア紹介番組

リクルートのAct On BBで、クロアチアを紹介する番組がネット配信されています。
ザグレブから入ってプリトヴィッツェ湖群、イストラ半島までを紹介しています。取材日程が限られていたのか、ダルマチアやドゥブロヴニクまでは紹介していません。
ちょっと画像が粗いので美しさが伝わるかどうか..また、間違いもありますし..

世界・ふしぎ発見!の放送もいよいよこの週末です。こちらは日本クロアチア協会として取材に協力し、収録も観に行っているので、ちょっとだけ思い入れがあります。

協会のホームページはリニューアル準備中です。立ち上げ以来、ほとんど更新していなかったので、現在急ピッチで作業中です。
最近クロアチアへの旅行やクロアチアとのビジネスのお問い合わせを多くいただくようになりました。これもクロアチアがだんだん認知されてきたことだと嬉しく思います。

火曜日, 8月 16, 2005

クロアチア関連書籍

私の個人的なお気に入りをいくつか紹介します。

クロアチア(白水社)
訳者自身が日本で初めての「クロアチア概説書」と言っている通り、歴史の裏の裏まで知りたい方には物足りないかもしれませんが、クロアチアの歴史と文化を駆け足で知るには最適の書だと思います。


The Rough Guide To Croatia
私は第一版を持っています。
"Rough Guide"と言いつつ日本語のガイドブックよりも使いやすく親切です。


クロアチア語常用6000語(大学書林)
クロ→日/日→クロの、文法や活用等を一切排除した単語集です。
コミュニケーションに詰まったときに相手にこれを渡して単語を指差してもらい「ああ、この事ね」とお互い納得。いつもポケットに入れて持ち歩いています。
ポケットに入るかどうかは服装次第ですが..しかし少しお高いですね。
クロアチア人の友人に言わせると「セルビア語が混じっている」とのことですが、「セルビア・クロアチア語」と呼ばれて同じレベルで扱われていた時代もあり、多少はやむを得ないのかもしれません。



クロ英/英クロ現代辞書
本格的な文章の読み書きの際に一冊は必要でしょう。


Teach Yourself Croatian (CD付き)
やはり耳と目から覚えるのが一番でしょうか。

土曜日, 8月 13, 2005

クロアチアのインターネット環境

私の友人の経営する会社では昨年DSLでのインターネット接続を導入しました。それ以前は56kモデムやISDNで接続していました。現在も56kモデムでの接続が主流ではないか、とクロアチア人の友人は言っています。

昨年クロアチアの教育機関向けにデスクトップパソコンの見積りを依頼されましたが、その際の必須機能の中にはフロッピーディスクドライブと56kモデムが入っていました。(残念ながら見積りだけで終わってしまいましたが..)

クロアチアのインターネット人口は、総人口の25-30%とも言われています。ちなみにクロアチアの総人口は約440万人です。

クロアチアの友人に「クロアチアのカルチャーやライフスタイルがわかるポピュラーなウェブサイトを教えてくれ」とリクエストした所、ここを紹介されました。
でもこれっていわゆる総合サイトじゃ...

クロアチアの大手通信会社T-Hrvatski Telekomグループが運営するT-Potalに記事を投稿しているジャーナリストが先日ブランコ・シカティックに同行して来日しました。彼が「日本のナイトライフを撮りたい」と言うので銀座へ連れて行って夜の街を撮影させた後、カラオケスナックへ連れて行きました。
クロアチアでもカラオケはポピュラーで若者には人気だと言うので、Queenの歌を何曲か歌わせましたが、下手でした。
その他クロアチアでポピュラーなポータルサイトとしてはiskon portalがあり、私もフリーメールを利用しています。

木曜日, 8月 04, 2005

クロアチアの食生活

私がクロアチア人に日本の典型的な食生活を紹介するときには、「ごはんとみそ汁」から話を始め、しょう油や味噌などの調味料の話に展開します。後は色々ありすぎていつも説明に困るのですが、そんな時には箸の使い方を教えたりしています。

クロアチアでは朝食や夕食にチーズ、卵(目玉焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵)、ソーセージ、ハム、ベーコンなどをパンやスープと一緒に食べています。
昼食にはこれらのお肉の他、ベークドポテトやマッシュポテトがよく一緒に出されます。
首都ザグレブの友人は、「牛肉や鶏肉よりも豚肉をよく食べる」と言っていますが、地方や好みによると思います。

チャコヴェッツというクロアチア北部の国境の街で鶏の丸焼きや鶏レバーのスープをごちそうになったことがあります。その鶏レバーのスープは、友人 の経営するバーで知り合った農家のジプシーのおばさんに昼食に招待された時に出てきたものです。一緒にいたクロアチア人の口にはあまり合わなかったようで すが、新鮮で非常に美味しく、私は何度もおかわりしました。
また、私の日本人の友人は南の街のスプリットの山の上のレストランで子牛の丸焼きを食べたことがあるそうです。

ザグレブや内陸のスラヴォニア地方では沿岸部に比べると肉中心の"Heavy"で"Strong"な食事が多いようです。
一方海沿いの地方ではいわゆる地中海料理で、ボイルした野菜、魚などのシーフードが中心です。その一部は「世界ふしぎ発見!」でも紹介されると思います。
南のスプリットの海沿いのレストランで食べた白身魚の蒸し焼きは非常に美味しかったです。香草とオリーブオイルのシンプルな味付けで、海育ちで魚の味にはうるさい私でも美味しくいただけました。

何れの料理も味付けはシンプルで、日本人でも全く違和感無く口にすることができます。

食事と切り離せない(と、私はそう思っています)のが「お酒」ですが、これはまた別の機会に。

月曜日, 8月 01, 2005

健闘!ノブ・ハヤシ

7月29日(現地時間)のK-1ハワイ・グランプリドージョーチャクリキ所属のノブ・ハヤシはカーター・ウィリアムス相手に善戦しましたが残念ながら判定負け。ひいき目に見ると「あれはダウンじゃなくて押されて倒れたんだよな〜」と思いますが、これまでのノブとは違い、確実に成長のあとが見られました。

今までは打ち込まれると受けにまわってしまい、そのうちに決定打を喰らってしまう、という展開が多かったのですが、今回はしっかり打ち返してましたし、何だか逞しく見えたのは髪型のせいだけではないと思います。(ダイヤモンド・ヘッド・カットって言うんだそうです)

「何でクロアチアとノブ・ハヤシ?」かと言うと、日本クロアチア協会の理事のブランコ・シカティック=チャクリキ=ノブ、というつながりで当協会の協賛者としてノブ・ハヤシも名を連ねているからです。(ちょっと無理矢理?)

とにかく一ファンとして格闘家ノブ・ハヤシを応援しています。
今回は急遽決まった代役での参戦で準備もキツかったでしょうが、次回はぜひ勝利を!!