水曜日, 6月 21, 2006

クロアチア国内事情#2

在ザグレブのビジネスパートナーからの情報その2です。

「ルーマニアとブルガリアの加盟は2007年を目処に準備が進んできたが、汚職対策や法整備の遅れが原因で2008年以降に延び、両国民を失望させている。

一方、クロアチアはこの両国は勿論のこと、一部の既加盟国よりは経済面などで先行しているにも関わらず、加盟は早くてこれら両国より1−2年後とされている。その主な理由は、今回の "祖国戦争" の "戦犯"をハーグに引き渡すのが遅れたことにある。クロアチア人にとれば"戦犯" はセルビアからの攻撃に対し祖国を守った英雄なのだ。

EU加盟の賛否をクロアチア人にいま問うてみると、民間の世論調査では、賛否がほぼ半々である。反対理由の主なものは、"戦犯" 引渡しを迫ってきたハーグへの反発であるが、加えて、せっかく独立したのに無理してEUに加盟すれば、ブラッセルから一方的に命令されるので、独立の意味がなくなる、との思いだ。

しかしながら、EU加盟に向けて、ブラッセルからの細かい具体的な指令は既に何千通となくクロアチアに突きつけられており、それに合わせてクロアチアの国内法や経理規則などが頻繁に変わっている。」