月曜日, 9月 26, 2005

クロアチアのネクタイ

TBSの「世界・ふしぎ発見!」でも紹介されましたが、クロアチアは現在の形のネクタイ発祥の地です。
日本ではあまり知られていなかったようですが、テレビのクロアチア特集や日本からクロアチアへの旅行者が増えてきたこともあってか、私の周りでも徐々にそのことが認知されるようになってきたように思います。

クロアチア国内で唯一発祥の地としての流れを汲むPotomac社のCROATAブランドのネクタイは、クロアチアの古代文字や伝統的な模様を取り入れた繊細なデザインを、クロアチア北部のスラヴォニア地方の女性達によるハンドメイドで仕上げられています。

クロアチアを旅行した際にCROATAブランドのネクタイを購入された方や、愛知万博のクロアチア館で購入された方が、「日本でも是非また新しいものを入手したい」とのご要望も多くあり、国内販売を開始することになりました。

ただ単に売るのではなく、ネクタイへの「こだわり」やネクタイに込められた「思い」をどうしたら上手く伝えられるか頭を悩ませています。

この月末からまたクロアチアへ行ってきます。今回はこのネクタイの話と同時に、何か新しいネタを探して来ようと思っています。

火曜日, 9月 20, 2005

ザグレブの英国大使館で爆発(続報)

最新のニュースによると、クロアチアの英国大使館での爆弾騒ぎは、実はその爆発で怪我をした大使館のクロアチア人スタッフが持ち込んだ爆発物が誤って爆発したもの、というオチのようです。

まっ たく人騒がせな...しかし大使館のセキュリティのレベルが問われる事件ですね。英国は本国でも大衆紙の記者によるバッキンガム潜入(しかも正式に雇われ ていた!)事件や、他にはやはり大衆紙の記者に厳戒態勢の空港に爆弾を持ち込む実験をされたり、常にそのセキュリティの甘さを指摘されてきました。
その上先日のロンドンでの同時多発テロ。

国レベルだけでなく民間レベルでも高度な危機管理が要求される時代になりました。日本でもセキュリティ・ビジネスがより身近なものとなってくることでしょう。

ザグレブの英国大使館で爆発

19日朝、クロアチアの首都ザグレブにある英国大使館の郵便集配室で小さな爆発があり、そこで働くクロアチア人一名が脚に軽い怪我を負ったそうです。

ハー グで戦犯とされたAnte Gotovina将軍の逮捕・引き渡しにクロアチアが協力的でないとして、今年3月にクロアチアのEUへの加盟交渉が延期されたため、クロアチア国内では EU各国に対する反発もあったようで、EU各国の大使館や国連事務所に脅迫状も送りつけられていたようです。

今回の事件がそれに関係するかどうかは判っていませんが、各メディアは揃ってこの件と関連づけて報道しています。
CNN(日本語)BBC(英語)IskonPortal(クロアチア語)

水曜日, 9月 14, 2005

ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団来日公演

読売新聞東京本社の主催により、13年ぶりにザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団が来日し、全国各地で演奏会を行っています。
チケットはまだ若干残っているようですので、ご興味のある方はぜひ会場にお運びください。

マネジメントをしているムジークレーベンのご好意により、東京オペラシティでの演奏会に招待されました。私自身生のオーケストラの演奏を聴く機会は普段ほとんど無いので、今から楽しみです。

金曜日, 9月 09, 2005

ハンディキャップ・トラベル・クラブ

ハンディキャップ・トラベル・クラブ(HTC)は、障害者や難病患者の方々に海外旅行でしか得ることができないような経験の機会を、快適かつ安全に提供することを目的に設立されました。

代表の後藤氏自身、四肢に障害を持っており、彼が海外を旅行した経験から「ただ単に障害者を海外へ連れて行くということではなく、障害者の気持ちや同伴者 の思いなども考慮しながら、旅行したときの感動や思い出に加えて、日本に帰国してからも自分のエネルギーとなる貴重な体験をしていただきたい」(後藤氏 談)との強い思いからこのクラブの立ち上げに至ったそうです。

HTCの第一回のツアーとして、クロアチアと国境を接するハンガリーの首都ブダペストの街、温泉、バラトン湖やドナウ川を巡る一週間の旅行が企画されています。
日程は今年の11月6日〜12日で、今月一杯は募集を受け付けています。
また、HTCの活動に賛同していただける皆様の会員登録も同時に募集しています。
詳しくはHTCのホームページをご覧ください。

私も微力ながらHTCの活動に協力しており、第二回ツアーは来年クロアチアへ、と計画しています。

水曜日, 9月 07, 2005

世界ふしぎ発見!クロアチア篇#2

TBS系列で8月27日に放送された「世界・ふしぎ発見!」クロアチア篇は、かなり好評だったようで、関東地区で15.2%と裏の24時間テレビに次ぐ高視聴率だったそうです。

ここまでクロアチアを広く取材してその魅力を伝える番組は今までなかったので、これを機にクロアチアに興味を持ってくれる日本の方々がさらに増えると嬉しいです。

実際、番組放送後クロアチアへの旅行やビジネスに関するお問い合わせも増えました。

いわゆるハイシーズンは7月から9月で、その時期は番組でも大きく紹介されていたアドリア海のすばらしい景色を堪能できますが、秋のプリトヴィッツェ湖群なども自然を楽しめて個人的には好きです。

月曜日, 9月 05, 2005

T君の来日#3

T君は某有名飲料メーカーで働きながら、お金が貯まると日本へやってきて観光したり各地で交流を深めています。

今回が三度目の来日ですが、その間日本各地に非常に多くの友人を作り、「メールのやりとりだけでも大変だ」と言っていましたが、おかげでどこへ行っても食事や宿泊には困りません。旅上手(?!)とでも言うのでしょうか。

日本通の彼ですが、「箸」だけは上手く使うことができず、一緒に韓国料理を食べに行ったときも、デザート用の小さなスプーンで豚肉をつまんでいました。
韓国料理の辛さは全く問題なく(むしろお気に入り)、生の青唐辛子をビールのつまみにバリバリ食べておかわりしていました。

T君来日の最終日は私の家に泊まって明け方まで飲みながら話し込み、ほとんど寝ないまま送り出しました。おかげでこっちが時差ボケです。

金曜日, 9月 02, 2005

T君の来日#2

T君が初めて来日したのは、2002年のワールドカップの時でした。
一人ではるばるクロアチアからやってきて、横浜のあるお宅にホームステイし、その模様は日本のテレビのニュース番組の特集で取り上げられました。
彼は放映された番組のビデオを持ち歩いていて、自慢げに見せてくれました。

クロアチアのサッカーと言えば、1999年にカズディナモ・ザグレブに在籍していて、今も「ミウラ」の名前でクロアチアでは有名な日本人の内のひとりです。
クロアチアのサッカーについては、クロアチア在住の長束恭行さんが詳しくレポートしています。

T君によると、現在のクロアチア国内リーグは人気が無く、入場料が300円位と非常に安いにもかかわらず、観客が全然入らないそうです。その原因のひとつは、実力のある主力選手が皆国外でプレーしているからだ、と言っていました。Jリーグも??