火曜日, 12月 04, 2007

年末はクラシック音楽で高尚に


友人の活躍は嬉しいものです。皆さんお誘い合わせの上、クロアチア音楽で優雅な冬の夜をお過ごしください。

寒さで手がかじかんで、全然更新ができていませんでした。

サッカーのユーロ2008もクロアチアチームは順調に決勝ラウンドに進み、しかもクジ運も良く、ドイツ、オーストリア、ポーランドという他に比べると割と楽な(?)グループに入りました。早くも決勝が楽しみです。

では良いお年を!(ちょっと早いですか?)

月曜日, 10月 15, 2007

10月18日はネクタイの日

CROATA
ネクタイ発祥の地、クロアチア最大のネクタイメーカーPotomac社が主催するネクタイ研究会『ACADEMIA CRAVATICA』が、10月18日を「ネクタイの日」(THE CRAVAT DAY)と制定しました。

この日は、2003年10月18日にAcademia Cravatiaがイストラ半島の都市プーラの円形闘技場の周囲に巨大ネクタイを巻き付けるという前代未聞のイベントを開催した日です。

この日の前後に、世界各国ではネクタイの日を祝うイベントを開催する予定で、もちろん日本でも記念パーティを催す予定です。東京都内での開催となりますが、参加ご希望の方はご連絡ください。

クロアチア国内ではこのイベントには大統領と首相からのサポートが約束されており、各国の政府観光局もこのイベントに全面的な協力をするようにアナウンスされています。

何だか国民の祝日にでもしそうな勢いです。

土曜日, 10月 06, 2007

クロアチアの歩き方

ヨーロッパ個人旅行専門店、地球の歩き方「旅プラザ」の、クロアチア旅行のバリエーションが増えました。

専用車利用の個人旅行 プリトヴィッツェに泊まるクロアチア11日間
専用車利用の個人旅行 クロアチアの魅力たっぷり11日間
専用車利用の個人旅行 クロアチア・スロベニア8日間
初めてのクロアチア ゆったり滞在8日間(送迎付)



朝日放送系の「旅サラダ」の10月の海外特集はクロアチアです。クロアチアの美しい風景と歴史のある街並を、城戸真亜子さんの落ち着いた品の良い案内で紹介しています。毎週土曜日は早起きしましょう!

月曜日, 10月 01, 2007

10月1日はネクタイの日

ネクタイ発祥の地はクロアチア、ということはこの日本でもだんだん広まってきたように思います。

近代の日本におけるネクタイの歴史を見ると、日本で最初にネクタイを輸入販売したのは、1882年(明治15年)東京の洋品雑貨商・田中力蔵であるとされています。その2年後の1884年(明治17年)、帽子業の小山梅吉が日本で最初の『蝶ネクタイ』を作ったと言われています。その小山梅吉が初めてネクタイを作ったのが10月1日と伝えられており、1971年に日本ネクタイ組合連合会がその日を「ネクタイの日」として制定しました。

政府のクールビズキャンペーンのおかげで、単なるサラリーマンのユニフォームとしてのネクタイは減ってきました。逆に、TPOに合わせた、とっておきの一本を持っておくことが必要でしょう。「ここぞ」という時に一本1000円のタイでは格好がつきませんね。

月曜日, 9月 03, 2007

高く、美しく 〜 世界陸上大阪

クロアチア・スプリト出身の長身美人、ブランカ・ヴラシチが走り高跳びで金メダル!もちろん日本ではマラソンの土佐の銅メダルに注目が集まりましたが。

ブランカのユニフォームの右肩に黒いリボンが付けられていたのに気づかれたでしょうか?決勝の数日前の木曜日に起きた、コルナティ群島での火事で無くなった七人の消防隊員のために、国中で喪に服していたそうです。
通常であれば、帰国した空港から大騒ぎのパレードでしょうが、今回はそのような状況では無いようです。

しかし、父娘揃ってのアスリート、すごいですね!
スプリト辺りの人達は割と背が高く、多くの有名スポーツ選手が出ています。

ブランカの活躍と表彰式の様子はこちら

木曜日, 8月 23, 2007

夏休みの自由研究


朝日新聞のウェブサイトasahi.comで、「夏休みの自由研究で自分だけの新聞を作ってみよう」と宣伝しているので、試しに作ってみました。写真の縦横比を勝手に変えられてしまったりするのはご愛嬌としても、さすがはプロのレイアウト。それっぽく出来上がりました。

ただ、下にこのように大きく広告が自動的に付いてしまうので、学校への提出にはどうなんでしょうか。

水曜日, 8月 22, 2007

国際情報オリンピック in ザグレブ(結果速報)

先月こちらでお知らせしましたが、2007年8月15日〜22日、ザグレブで開催されていた国際情報オリンピック(19th International Olympiad in Informatics)で、日本代表が金メダル1、銀メダル1、銅メダル1をそれぞれ獲得しました。最終結果はこちらでご覧いただけます。

日本からは4名の高校生が参加していました。大会期間中の様子は情報オリンピック日本委員会のサイトでご覧いただけます。

月曜日, 8月 13, 2007

ビッグ・イベント in クロアチア

ナスカの地上絵や、イギリスの麦畑に突如現れた幾何学模様を思わせるこちらの空中写真は、いったい何だと思いますか?

実は、これはクロアチアの麦畑に巨大なネクタイを表現したものです。ネクタイ発祥の地、クロアチアのネクタイ研究会が行なった「THE TIE IN THE RYE」というイベントの一環として制作されたものです。

イベントの詳細はこちらをご覧ください。





2003年には、プーラの円形闘技場の周囲にネクタイを締めました。愛知万博のクロアチア館で大きなポスターを見かけた方もいらっしゃるかもしれません。私の作品です。プーラは今年愛知県碧南市と姉妹都市になりました。

木曜日, 8月 09, 2007

8月15日

日本では終戦記念日のこの日、クロアチアではイースター、クリスマスと並んで大きな宗教的な祝日である、聖母マリア被昇天祭(the Assumption)で、各地で色々なイベントが催されます。30km近く歩いて、歌い、祈りながらそれぞれのサンクチュアリに向かうグループもあり、中には裸足で歩く人もいるそうです。

首都ザグレブの聖母被昇天教会をはじめ、クロアチア各地には奇跡のパワーがあると信じられているサンクチュアリがいくつかあるそうです。

こちらでは、クロアチア各地の多くの写真がご覧いただけます。
(各おすすめ観光コース内の日(Day1、Day2...)をクリックして表示されるカメラマークをクリックすると、各地の写真がご覧いただけます。)

火曜日, 7月 31, 2007

コソボの独立

コソボの独立を全く認めようとしないセルビアをロシアが支持していることについて、その理由をコソボの友人に尋ねてみた所、「ロシアは何にでも反対するからね、アハハ。。」と笑っていましたが、遠く離れた私でも「笑い事じゃないだろ、自分の国の問題だろ!」と思うのですが。

今後はContact Group(日本の報道では交渉グループとか交渉国とか訳されているのでしょうか)となったロシア、US、UK、フランス、ドイツとイタリアに委ねられるようです。とにかく今は状況を見守るしか無いようです。

火曜日, 7月 24, 2007

今、中東欧が熱い

今年ヨーロッパでは春の訪れが異常に早かったかと思えば、今度は「熱い」夏を迎えているようです。
クロアチアをはじめ国境を接するオーストリア、ハンガリー、ボスニアなどでは最高気温が40度近いそうで、さらにマケドニアのスコピエでは50度!こうなると「暑い」というより「熱い」ですね。
今ちょうど友人がアドリア海沿いを旅行中ですが、きっとこの暑さで観光どころではないでしょう。宿や移動のバスや車によってはクーラーが付いていなかったり。。。そうなると地獄ですね〜
もちろん湿度も違うので一概には比べられませんが、ザグレブの友人は「今日は32度でそんなに暑くなかったよ」と言っている一方で、日本では32度だの35度でニュースになる程の大騒ぎです。
冬が楽しみです。

土曜日, 7月 21, 2007

クロアチアでゴルフ

首都ザグレブでゴルフを楽しむなら「Golf & Country Club Zagreb」で、このクラブは10年前に作られ、クロアチアの大企業によって経営されています。(ゴルフはお金持ちのスポーツ、という位置付けです。)

数日前までに予約を入れる必要がありますが、一人でも問題無くプレーできます。
カートは9ホールで120Kn(1クーナは約22円です。)、18ホールで180Kn。
貸しクラブは9ホールで85Kn、18ホールで120Kn。
利用料は月曜から金曜:9ホール135Kn、18ホール243Kn、土日:9ホール150Kn、18ホール270Kn。ちなみにいわゆる「打ちっぱなし」は50球で30Kn。
また、利用に際しては、どこかのクラブの会員である証明(会員証など)が必要です。

もっと本格的なゴルフコースは、イストラのブリユニ島にあります。

見て歩くだけの観光に飽きた方は、ヨーロッパの空の下で体を動かしてみてはいかがでしょうか。お問い合わせはこちらまで。

土曜日, 7月 14, 2007

国際情報オリンピック in ザグレブ

2007年8月15日〜22日、ザグレブで開催される第19回国際情報オリンピックに、日本代表として4人の高校生が参加します。

各国の予選を勝ち抜いた20歳以下の学生(日本では高校生が対象のようです)が、コンピュータープログラミングによる問題解決能力を競います。昨年のメキシコ大会では、日本代表が金メダル2個、銅メダル1個を獲得したそうです。
今回日本からは、一関工業高等専門学校、高田高校(三重県)、灘高校、筑波大付属駒場高校の生徒が派遣され、その模様はCS放送のサイエンスチャンネルにて放映されるそうです。(番組の制作会社より情報いただきました。)

スポーツの「日本代表」だけでなく、あらゆる分野の日本代表が活躍してくれると嬉しいです。

木曜日, 6月 21, 2007

新潮社「旅」

6月20日発売の新潮社の女性誌「旅」8月号はクロアチア特集です。クロアチアはどこを切ってもきれいで絵になりますね。トータル90ページ位の特集で、女性に受けそうなお店や宿がたくさん紹介されています。(場所には偏りがあるのですが。。)私も少しだけ登場しています。

クロアチアへのご旅行の際は、こちらにご相談ください。現地の最新情報と長年の経験と実績に基づき、日本の皆様に最適な旅行のご提案をいたします。

木曜日, 6月 14, 2007

クロアチアのお土産

Hren、英語で言うとHorseradish、つまり西洋わさび。そのわさびをすり下ろしたものを瓶詰めにしたものです。いくつか試しましたが、大手のPodravka社のものが一番好きです。肉に付けたり、私はスープに入れたりしています。誰か友人がクロアチアに帰国するたびに買って来てもらっています。

クロアチアのどの家庭のキッチンにも必ずあり、現在のクロアチアには欠かせない調味料「VEGETA」もこのPodravka社製です。日本の味の素と提携しています。

水曜日, 5月 30, 2007

6月1日安達朋博リサイタル特別ご招待券

いよいよ日程が迫って参りました。読者の皆様に、特別に割引付きの招待状を進呈いたします。

こちらのPDFファイルを印刷して、当日会場にお持ちください。

クロアチアの作曲家の曲を楽しみましょう。

2007年6月1日(金)
開演:午後7時 (開場:午後6時30分)
大田文化の森ホール
東京都大田区中央2−10−1 (電話:03-3772-0700)
入場料:2,500円→2,000円 (特別価格)
主催:AGRAM MUSIC 後援:駐日クロアチア共和国大使館、クロアチアビジネスセンター、他
安達朋博ホームページ

演奏予定曲リスト
A list of tunes

バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911
J.S.Bach : Toccata c-moll BWV911
リスト:演奏会用練習曲「軽やかさ」「森のささやき」
F.Liszt : Etude for Concert “La Lezzerezza” & “Wardesrauschen”
ベートーベン:ピアノソナタ第31番 作品110
L.v.Beethoven : Piano Sonata No.31 As-dur Op.110
ペヤチェヴィッチ:ピアノ曲集「花の一生」作品19
  1.待雪草 2.すみれ 3.すずらん 4.勿忘草 5.バラ 6.赤いカーネーション 7.ゆり 8.菊
D.Pejačević : Život Cvijeća Op.19
1.Visibaba 2.Ljubica 3.Đurđica 4.Potočnica 5.Ruža 6.Crveni karanfil 7.Ljiljan 8.Krizantema
ヨシポヴィッチ:A Game of Glass Beads ~Prelude for Piano~
I.Josipović : Igra staklenih perli ~ preludij za klavir ~
スクリャービン:ピアノソナタ第5番 作品53
A.Scriabin : Piano Sonata No.5 Op.53

木曜日, 5月 24, 2007

江戸川乱歩賞

地元の同級生が今年の江戸川乱歩賞(第53回)を受賞しました。受賞作は『沈底魚』で、日本と中国のスパイの話だそうです。

そう言えば彼は小さい頃から読書好きだったようで、私もその頃『巌窟王』(アレクサンドル・デュマ著)など色々な本を彼に借りて読んだ覚えがあります。他の本のタイトルはすっかり忘れてしまいました。何と言ってもXX年前のことなので。。

選考委員でもある『新宿鮫』の大沢在昌氏にも「大人のミステリーを書ける作家」と評されたそうで、これからが楽しみです。

私も負けていられない!さて、何をしましょうか??

月曜日, 5月 07, 2007

クロアチアの野球リーグ

日本では我が巨人軍が独走態勢に入り、プロ野球人気を再び呼び起こそうとがんばっています。一方、遥か彼方のクロアチアでは誰かが「俺たちは野球なんかやらない、サッカーだけだ。」などと言っていましたが、クロアチアにもちゃんと野球リーグがあります(プロではありませんが)。友人のうちの一人が以前少しだけプレーしていたことがあるそうで、日本の大学生が教えに行ったこともあるそうです。

でも、チーム数は少ないし、試合数も極端に少ない。成績を見ると上位と下位の差が歴然。スコアも何だか大雑把で楽しそうです。

月曜日, 4月 23, 2007

クロアチア・プーラ市と愛知・碧南市の姉妹都市提携

以前からあちらこちらでお知らせしていましたが、川崎市=リエカ市、京都市=ザグレブ市に続いて日本とクロアチアの間の三つ目の姉妹都市が誕生しました。4月5日に碧南市で調印式が行われました。
翌日、ちょうど今クロアチアから来日しているザグレブ経済経営大学、ザグレブ大学の学生と社会人を連れて駐日クロアチア共和国大使館へ行ったので、調印式に参加した駐日大使から色々お話をお伺いしました。大使も今後様々なレベルでの日本とクロアチアの交流が盛んになることを願っていました。

何かと風当たりの強い『姉妹都市』ですが、姉妹都市関係をきっかけに民間の交流がより盛んになるのであれば、それはそれで良いことだと思います。

金曜日, 4月 20, 2007

女王の引退

クロアチアの冬のヒロイン、ヤニツァ コステリッチ(Janica Kostelić)が引退を表明しました。25歳と年齢的にはまだまだ行けそうですが、ケガには勝てなかったようです。

アルペンスキーでは彼女が絶対的存在だっただけに、他の選手の存在が薄いですが、最近の大会でもがんばっているクロアチア人選手を見かけます。でも、なかなか彼女のように長く頂点に君臨できる選手は出てこないでしょうね。

水曜日, 4月 11, 2007

ザグレブの学生の研修旅行

昨年4月に引き続き、今年もザグレブ経済経営大学の学生を中心に、ザグレブ大学の学生とクロアチア企業の社会人合わせて22名が来日しています。参加者は前回の半分の人数で、割とおとなしい学生達だな〜という印象です。

4月4日から7日まで東京、8.9日が飛騨高山、10-12が京都/奈良、13日に広島/宮島へ寄ってから別府へ。長崎、博多、阿蘇などを観光、APUとの交流や日産の工場見学なども予定されています。17日に東京へ戻ってきて18日に帰国します。

今回私は東京で駐日クロアチア大使館〜六本木ヒルズに少しお付き合いしただけで、後は引率の教授とホテル近くの居酒屋で二度ほど飲んだだけです。最後の夜はまた飲むんでしょうが。。。

月曜日, 4月 02, 2007

世界水泳2007

日本では北島が金!メドレーリレーで銀!と大騒ぎしている時に、実はクロアチアも金メダルを獲得していました。水球で。それが今回の大会でクロアチアが獲得した唯一のメダルです。ハンガリーとの決勝戦は接戦だったようで、延長戦の末に9-8でクロアチアが優勝しています。球技では水球の他、サッカー、バスケット、ハンドボール、テニス、卓球。。。以前もこちらで紹介したかもしれませんが、人口450万人足らずの国でこれだけ世界レベルのスポーツ選手を輩出しているのには、何か特別な秘密があるのでしょうか?

金曜日, 3月 23, 2007

外注される戦争


日本クロアチア協会の創立メンバーで、国際ジャーナリストの菅原出(すがわら いずる)氏の最新刊です。

『対テロ戦争の最前線で展開される新しい戦争ビジネスの実態に関する過去数年間におよぶ研究・取材の集大成』(本人談)だそうです。

菅原氏の既刊の下記2作品も、非常に面白いものでした。第二次世界大戦中のアメリカ企業とヒトラーとの知られざる関係や、歴代合衆国大統領の政権を支えるシンクタンクの暗躍、ブッシュ父子二代に渡るあの人との関係など、日本ではほとんど報道されることの無い「事実」をテーマとして取り上げています。

月曜日, 2月 26, 2007

日本の歴史

大の日本好きのクロアチア人、T君については以前こちらでも紹介しましたが、彼がまた新たにブログを始めました。今度は日本の歴史についてのブログです。

彼が以前から公開している日本についてのブログも、ほぼ毎日のように更新していますし、彼のパワー(執念?)には脱帽します。

彼の日本に来たい病はもうピークに達しているようですが、とあるプロジェクトから日本への渡航費と滞在費を捻出できそうなので、今年またやって来るに違いありません:)))

金曜日, 2月 16, 2007

コソボ最新画像




コソボの国連に勤務する友人が、先日のプリシュティナでのデモの模様とコソボの街の人々の生活の様子を撮影し、スライドにしてくれました

デモはこれを見る限りはそう大きな混乱も無かったようですね。

街や郊外の様子も多く撮影してくれているので、コソボの暮らしや雰囲気がよくわかります。

左の写真は2005年夏のものです。クロアチアの海もすばらしいですが、内陸部の自然もまた良いですね。

火曜日, 2月 13, 2007

ワールドチャンピオンシップ2007

オリンピックチャンピオンのクロアチアが、1月30日ケルンで行われたワールドチャンピオンシップの準々決勝で18-21でフランスに敗れ、準決勝進出を逃してしまいました。
その後、2月1日の5-8位決定戦の初戦スペイン戦は、35-27で快勝し、5-6位決定戦(2月3日)ではロシアを34-25で下し、5位に入りました。メダル候補であっただけに少し残念な結果ですが、世界の5位ですからたいしたものです。

さて、これは何のスポーツでしょう?答えはこちら
会場の様子はこちら。日本ではメディアに取り上げられることが本当に少ないのですが、ヨーロッパでは人気みたいですね。今回の大会のシーンではありませんが、こんなスーパーショットもあるんです!

クロアチアは2009年世界男子選手権の開催国となることが決まっています(ちなみに女子は中国)。

水曜日, 1月 31, 2007

水について考える

以前こちらでも触れましたが、クロアチアでのミネラルウォーターの商談のための渡欧の前後に「水」について色々教えていただいた、私の師匠である橋本淳司氏が新しく本を出版されました。

『水問題の重要性に気づいていない日本人』というタイトルのこの本は、普段私たちが飲んでいる「水」から酸性雨等の環境問題に至るまで、広く「水」にまつわる話が凝縮されています。
そう言えばコンビニやスーパーで何げなく買って飲んでいるミネラルウォーターがいったいどんな代物なのか、ちゃんと確認したことがありません。もしかしたら「体に良い」と各種メディアを通じて植え付けられているために、無意識のうちに買ってしまっているのかもしれません。

この本を読んだ後は、ミネラルウォーターのラベルの成分表示も気になるようになりますが、食品の賞味期限/消費期限の表示や新聞広告やテレビコマーシャル、世界の環境問題まで、色々な分野に目が行くようになりました。単純に『水』の問題を研究して書いているだけでない点は、さすが師匠!

文中に一カ所だけ「クロアチア」が出てきます。どんな紹介のされ方をしているかは、読んでのお楽しみ!

木曜日, 1月 25, 2007

2007年はマルコポーロの年?

「Homeland of Marco Polo」クロアチア政府観光局の今年のパンフレットのタイトルです。

マルコポーロが、中尊寺の金色堂の話にインスパイアされて、東方見聞録の中で日本を「黄金の国ジパング」として紹介したというのは有名な話です。

クロアチア人は、南ダルマチア地方のアドリア海に浮かぶコルチュラ島をマルコポーロの出身地であると固く信じています。コルチュラ島にはマルコポーロの生家とされる家があり、観光名所となっています。
ブリタニカの百科事典でも、マルコポーロの出身地を「 イタリアのヴェニスまたはヴェニス領ダルマチア(現コルチュラ、クロアチア)としています。

こういった歴史的な背景を受け、マルコポーロのコルチュラと、中尊寺の平泉町との姉妹都市提携を勧める動きもあり、昨年春、コルチュラ町長からの親書を平泉町長宛てにお届けしました。平泉町はその文化遺産のユネスコへの推薦書を昨年末受理されており、世界遺産登録へ向けて着々と進んでいるようです。

美しいアドリア海に浮かぶ歴史あるコルチュラ島に行ってみませんか

日曜日, 1月 14, 2007

クロアチアのスポーツ?

クロアチアでは暖かい日が続き、Splitでは新春恒例のPiciginというスポーツ(?)が行われた、という友人からのメールが来ました。
彼女の説明では、「a sort of volley-ball with people standing in circle and the point is to throw oneself flat, face-down into the water as much as possible」ということで、「何だ、ビーチバレーか?」と思っていましたが、百聞は一見に如かず

どうやら敵も味方も無く「バシャーン」「ワッハッハ」と楽しむ『遊び』のようですが、大会も開催されているようなので、やはり『スポーツ』?何だか楽しそうです。

月曜日, 1月 08, 2007

安達朋博ピアノリサイタル

ザグレブ大学音楽学部でザラフィアンツ氏に師事している安達朋博さんのコンサートに行ってきました。
彼の演奏を聴くのは三度目ですが、クロアチアの著名な女性作曲家Dara Pejačević(1885-1923)のピアノ曲集『花の一生』(ŽIVOT CVIJEĆA, OP.19)は私のお気に入りのひとつに加わりました。

1月13日(土)、今回の帰国リサイタルのフィナーレとして「CROATIAN HOUR」と銘打ち、クロアチアの作曲家の曲を中心に演奏するそうです。
 1月13日(土) 午後7:15(7:00開場)
 スタンウェイ&サンズ ピアノサロン Kleine Wien
 入場料:前売り1,500円 当日2,000円(入場定員が30名と非常に限られています。)
 お問い合わせ:AGRAM MUSIC (agram-music@hotmail.com)