ネクタイ発祥の地はクロアチア、ということはこの日本でもだんだん広まってきたように思います。
近代の日本におけるネクタイの歴史を見ると、日本で最初にネクタイを輸入販売したのは、1882年(明治15年)東京の洋品雑貨商・田中力蔵であるとされています。その2年後の1884年(明治17年)、帽子業の小山梅吉が日本で最初の『蝶ネクタイ』を作ったと言われています。その小山梅吉が初めてネクタイを作ったのが10月1日と伝えられており、1971年に日本ネクタイ組合連合会がその日を「ネクタイの日」として制定しました。
政府のクールビズキャンペーンのおかげで、単なるサラリーマンのユニフォームとしてのネクタイは減ってきました。逆に、TPOに合わせた、とっておきの一本を持っておくことが必要でしょう。「ここぞ」という時に一本1000円のタイでは格好がつきませんね。