火曜日, 11月 29, 2005

ユーゴスラビア人

以前こちらでも少し紹介しましたが、X-Kingsというオンラインゲームのサイトには多くのクロアチア人やセルビア人も参加しています。
このゲームでは「Guild」というグループを形成することができ、私はクロアチアの友人の紹介で、セルビア人をリーダーとするGuildに参加していま す。このゲームには色々な国の人達が参加しているので、メッセージのやりとりは基本的には英語で行われていますが、時々私の参加しているGuild内では クロアチア語/セルビア語でメッセージが投稿されることがあります。
そうするとクロアチア語/セルビア語を理解しない他のメンバーから「あなた方は何人ですか?」と質問が飛びます。そんな時私の友人は「私たちはユーゴスラビア人です」と答えています。またある時は「ex-ユーゴスラビアのクロアチア人です」とも言っていました。

ゲームとは関係の無い会話も世界中(主にヨーロッパ)の人達と、このゲームを通じてやりとりができるので、ちょうど良い息抜きになっています。
一対一でのメッセージのやりとりもできるので、電話を掛けたりメールを送ったりするまでもない簡単な業務連絡はこのゲームのメッセージ機能で済ませています。その方がレスポンスが早かったりするものですから;-)

とこんな記事を書いている最中に、私が属していたGuildから皆別の強いGuildへ移ってしまいましたx<

木曜日, 11月 24, 2005

駐日クロアチア新大使着任

今月、新しい駐日クロアチア大使が来日され、日本クロアチア協会の代表数人で大使館にご挨拶に行き、和食レストランでささやかな歓迎会を催しました。(正式な「着任」は来月中旬です。)

新しい大使はDrago Štambuk氏で、英国、インド、エジプトをはじめ6つのアラブ諸国の大使を歴任されました。Štambuk氏は医者の資格を持ち、クロアチア国内では有名な詩人でもあり、多くの作品を発表しています。また、ハーバードのWCFIA(Weatherhead Center for International Affairs)の研究員として国際情勢の研究もしていました。

ザグレブでŠtambuk氏の来日前に面会した私のビジネスパートナーによると、「柔らかな心を持った文化人」という印象だったということでしたが、実際にお会いしたら正にその通りの方でした。日本のことをよく知りたい、という意欲がものすごく感じられました。日本の宗教、政治、文化、スポーツ等々幅広く、あるトピックに関してはかなり細かい所まで突っ込んで話をしました。

これを機にますますクロアチアと日本の交流が広く深くなることを期待しています。

木曜日, 11月 17, 2005

クロアチアの出会い系?

前回ザグレブに滞在していた際、友人から「面白いよ」と紹介されたのがこのサイトです。アダルト系の画像も多く含まれているので閲覧はご自分の責任で:-)
注 意書きや説明書きを始めサイト内のコンテンツはすべてクロアチア語なので、勉強も兼ねてと自分に言いわけしながらたま〜に見ています。ユーザー登録しなく ても一部だけは見ることができるので、あまり深入りすることはお勧めできませんが、これもひとつの文化ということで。ちなみに「smokva」は日本語で 「いちじく」です。

土曜日, 11月 12, 2005

日クロ協会ホームページリニューアル!

日本クロアチア協会のホームページのデザインを一新しました。

コンテンツ自体は立ち上げ当初のものを使っているので、内容に大きな変わりはありませんが、これを機に随時新しいものに書き換えて行く予定です。
実は以前から更新を依頼されていたのですが、後回しになってしまっていました。もういいかげん怒られそうなので、トップページのデザインをシンプルかつ派手にして、更新したことをアピールしてみました。

「協会からのお知らせ」はブログ形式で独立させました。こちらではイベントの告知、会員への連絡事項、クロアチア最新情報などを流していきます。

協会のページと本ブログとは密接に連動させていこうと思っています。協会からの告知系はこちらでも随時お知らせし、詳細は協会のページに誘導させていただく形にしようかと考えています。

水曜日, 11月 09, 2005

クロアチアのネクタイ#2

写真は先月、ネクタイ発祥の地の歴史を汲むクロアチアのPotomac社と日本における販売代理店契約を締結した時の模様です。
現地のマスコミの前でプレス発表も兼ねて契約書にサインしました。
(右下の写真左から、ザグレブ在住の私のビジネスパートナー山本氏、私、Potomac社社長Penavić氏、クロアチア政府の愛知万博の実行責任者Marić氏、Potomac社の輸出担当マネージャーŠkoko氏)

17 世紀前半の30年戦争はヨーロッパ中を巻き込み、クロアチア人も無縁ではありませんでした。クロアチアの騎兵軍団が戦場に出る時、愛する妻や恋人が出 陣する兵士の無事を祈り、首にスカーフを巻いて送り出しました。戦場でのクロアチア軍団の活躍と相俟って、首に着けたスカーフが粋でパリの御夫人達の目を 引き、それはやがて「クロアチア人の身につけているもの」という意味合いでクロアト(クロアチア人)つまり「CRAVATE」と呼ばれるようになり、フラ ンスのファッションになっていきました。

クロアチアのネクタイメーカーPotomac社のCROATAブランドでは、クラヴァト発祥の地の伝統と自負に裏打ちされ、良質でセンスの良いネクタイやスカーフを作っています。
クロアチアの風物、動植物、歴史などをモチーフにしたオリジナルデザインの高級絹を、刺繍の伝統を継ぐクロアチアのスラヴォニア地方の女性達による手縫いで一本一本丁寧に仕上げています。

愛知万博のクロアチア館でも販売していたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。日本では間もなく通販と、とあるテーラーの店頭にて販売開始します。
クロアチアPotomac社のネクタイ/スカーフに関するお問い合わせは、筆者プロフィールのメールアドレスまでお願いします。

金曜日, 11月 04, 2005

鳥インフルエンザにタミフル

「鳥インフルエンザにはタミフルが効く」ということで、ロシュ社の「タミフル」の通販広告のスパムメールが横行しており、ソフォス(SOPHOS)では注意を呼びかけています。通販で薬を購入する危険性はもちろんありますが、中には偽物や詐欺もあるようです。

海外からのスパムメール、ジャンクメールにはバイアグラ販売の広告などよく見かけますが、実際にそのメールを受け取って買う人がいるから、その類いのスパムが無くならないのでしょうか?

タミフルの不法販売の件はクロアチアでも一部報道されています。

ザグレブ在住の友人によると、「クロアチアではもう鳥フルは沈静化し、皆色々な鳥肉を通常通り食べている」と言っていますが、これはきっと日本と同じく、報道が減ったせいで鳥インフルエンザも無くなったと思い込んでしまっているのだと思います。

日本では旧ユーゴの内戦は詳しく報じたものの、その後のクロアチアをはじめその周辺国に関する報道が極端に少ないため、「あの辺りでは今もなお戦争をしている」と本気で思っている日本人が多いのだと思います。

NHKのBS1で、11月10日(木)にオランダの制作会社の作った、ハーグでの旧ユーゴ戦犯法廷の特集番組を放送するようです。番組内容は判りませんが、このハーグでの裁判の成り行きは、クロアチアのEU加盟に重要な影響を与えているので、注目すべき事項です。

水曜日, 11月 02, 2005

クロアチアでも遊戯王

ザグレブに住む知り合いの13歳になる息子さんが、「遊戯王」のカード集めにハマっていて1500枚も持っているそうです。母親は「家計にひびく..」と嘆いていました。部屋中遊戯王のポスターだそうです。クリスマスには日本語版の遊戯王カードを贈ることを約束しました。

彼は学校で英語とドイツ語を学んでいますが、将来は日本語の勉強をしたいと言っています。

一方日本では、私の5歳の甥は遊戯王カードは50枚、その他「ムシキング」を70枚、最近では「ダイノキング」という恐竜のカードを始めたようです。

何でもめったに入手できない虫のカードがあるそうで、それを自慢して見せてくれましたが、他のと何が違うのか、私にはさっぱり..「他のと同じただのカブトムシじゃないの?」と言ったら「全然違う!もっと強いんだよ!!」と怒られました。

甥っ子は今ではカード集めよりもニンテンドーDSのソフトに夢中のようです。
次から次へ色々出てきますね〜親やおじいちゃん・おばあちゃんが大変!